一角獣の目

忘れないための日記帳

雪だるまを作りたい

 二度寝して目が覚めたら午後二時だった。

 私の住む町はめったに雪が降らないのだけど、昨日はめずらしく雪がちらついていた。地元に帰ってきて初めて見た雪だった。今日の天気予報に雪だるまが居座っていたのは朝のうちだけだったので、昨日は雪が見られるといいなと思いながら蒲団を被った。――起きたら午後だったので雪は見逃してしまった。積雪した真っ白の広島をテレビで見ながら、いつかこんな雪の中を歩いてみたいと思うのだった。